寝る時の姿勢は、一般的に4つに分けられます。
- まっすぐ上を向いている状態
- うつ伏せの状態
- 右側を下にして横になった状態
- 左側を下にして横になった状態
この記事では、Cleverlyの研究をもとに、なぜ体の左側を下にして寝たほうがよいのか、その理由を5つ紹介します。
リンパの循環がよくなる。
体の中の老廃物は、リンパ節を介して体の左側へ流れていきます。
体の左側を下にして寝ることで、老廃物が効率的に流れていきます。
心臓によい。
心臓には、血液を体全体に送るポンプの役割があります。
心臓の大動脈は左側にずれているため、体の左側を下にして寝ることで、心臓から血液を送り出しやすくなります。
血液の循環がよくなるのです。
消化によい。
胸やけを感じるときは、体の左側を下にして横になりましょう。
胸やけの原因となる胃酸の逆流を防ぐためです。
脾臓(ひぞう)によい。
血液浄化の重要な役割を担っている脾臓(ひぞう)も、体の左側にあります。
老廃物は、リンパを介して脾臓(ひぞう)に送られた後、血液中の異物や細菌などの抗原を処理し、抗体の産生を行います。
この重要な臓器も、体の左側を下にして寝ることで、より働きがよくなります。
体の構造に適した姿勢である。
体の右側を下にして寝た場合、臓器を圧迫し、消化器系の疾患が悪化する可能性があります。
しかし、体の左側を下にして寝ると、先に説明したように、内臓器官や消化器官の働きが活性化します。
このような理由から、できるだけ体の左側を下にして寝たほうが良いとされています。
今日から、左を下にして寝るよう気をつける必要がありそうです