▲イギリス・ニューカッスルに暮らす、アダム・エリオットさんは、身長が198㎝cmもあります。そのせいで、小さな車に乗ると、上の写真のような滑稽な姿になります。
彼に起こった不合理なできごとが、イギリスのデイリーメールによって紹介されました。
▲エリオットさんは自動車ディーラーに勤めていました。
顧客先へ納車するため、フォード車のコンバーチブルを運転しなければならなかったのですが、ご覧のとおりソフトトップ(屋根)を閉じたままでは、運転することができなかったのです。
▲そこで仕方なく、ソフトトップを開けた状態で運転しました。
しかし、エリオットさんの座高がフロントガラスよりをはるかに超えてしまったのです。
仕方がないので、そのまま道路へと車を走らせました。
▲(CCTVに記録された運転するエリオット氏の姿)
しかし、ひとたび道路に出ると、周囲の車がクラクションを鳴らし始めます。
他の運転手たちは、エリオットさんが立ったまま運転していると思い、危険を感じたためクラクションを鳴らしたのです。
▲(堂々と運転する姿が印象的なエリオット氏)
ついに、見かねた市民が警察に通報し、エリオットさんは、顧客先へ納車した後、警察に捕まることとなります。
▲裁判を担当した、ロバート・アダムス判事は、「他のドライバーに恐怖感を与え、安全運転義務を怠った」として、エリオットさんに、免許停止18ヶ月と罰金100ユーロ(約1万4千円)、さらに裁判費用として1500ユーロ(約20万円)を支払うよう命じたのです。
エリオットさんは、自動車を1台販売したにもかかわらず、20万円を超える大金を支払う羽目になったのです。
さらに、免許停止になったせいで、自動車ディーラの仕事を辞めて、タイヤディーラへ転職することにもなりました。
エリオットさんはお気の毒ですが、笑えるハプニングでした。