1日8時間上寝ても、まだ疲れがとれない気がするなら、睡眠習慣を見直す必要があります。
朝起きた時に疲労感を感じるようであれば、今から紹介する8つの理由を参考にして、質の良い睡眠を手に入れましょう。
1.毎日の睡眠時間が一定でない
同じ生活リズムが繰り返されることで、体の健康も保たれています。
毎日同じ時間に、布団に入るのが理想的です。
この生活リズムが崩れると、眠気や疲労感が生じる原因となります。
2.週末にまとめて睡眠をとる
忙しい平日の睡眠時間は5~6時間、仕事が休みの週末にまとめて睡眠をとる、という人も少なくないでしょう。これは、体のリズムを狂わせ、睡眠障害を引き起こす原因となります。また、肥満や糖尿病、心血管疾患症の危険性が増加するのです。
休日だからといって、起きる時間を1時間以上遅らせるのは控えましょう。
3.アラームが鳴った後二度寝する
アラームが鳴った後、15分ほど二度寝してしまうことがあるかもしれません。
この少しの時間だけ再び眠りに落ちることが、疲れの原因となるのです。
アラームが鳴った後の二度寝は避けましょう。
4.部屋を明るくしない
目は光に触ると、睡眠を誘導するホルモンであるメラトニンの生成を抑制します。
これは、テレビやスマートフォンなどの人工光、太陽などの自然光どちらも当てはまります。
寝室では、すべての電子機器をオフにして、カーテンを閉めてなるべく明かりが入らないようにしましょう。
5.朝食を食べない
朝食を食べることで、体内時計は次の休憩時間までのカウントダウンをはじめます。
起床してから朝食を食べるまでに、あまり長く時間が空くと、体のストレスホルモンが増加します。
6.寝る前に甘いものを食べる
睡眠前は、食事を控えてください。
特に、睡眠前の5時間は、血糖値が上がりやすい、ピザ、ケーキ、ポテトなどは避けましょう。できれば、ヨーグルトなど低脂肪なものに置き換えましょう。
7.散らかった部屋
睡眠空間に物があふれていると、一日の疲れも取れません。
すっきりと清潔な良い香りのする部屋では、質の良い睡眠が期待できます。
整理整頓をしましょう。
8.寝る直前の入浴や熱いシャワー
寝る直前の入浴やシャワーは、睡眠中の体温低下の原因となります。
少なくとも、睡眠の1時間半前には済ませておきましょう。
あたたかい湯船でリラックスすると、よく眠ることができますが、寝る直前は避けましょう。