ドキュメンタリー番組 ”60 Days In”では、刑務所の実態を知るため、一般市民が2ヶ月間、刑務所生活を体験する様子を放送しました。
プログラムでは、受刑者が刑務所内で使用できる生活用品を利用して、運動をしたり、誕生日ケーキを作ったり、化粧をしたりなど、独創的な方法が紹介されました。
ここでは、その中でも特に目を引く独創的な13の生活の知恵をまとめて紹介します。
刑務所には、必要最低限の洗面用具さえ持ち込むことはできません。
プログラムでは、9人の一般人が2ヶ月間、アトランタのプルトンカウンディ刑務所とインディアナ州南部のクラーク郡刑務所に潜入して、刑務所内の様子を公開しました。
▲自作の運動器具でトレーニングする様子です。ごみ袋に水を入れて、囚人服で覆い、ほうきをつなげばウェートトレーニング器具の完成です。
▲ちり紙でサイコロを作ってゲームをしながら時間を過ごすこともあります。
▲刑務所内の売店で購入できる数少ない食品を独創的にアレンジします。
▲特別な日には、ラーメンや、チーズ、缶詰の豆を集めて、ナチョスを作って食べます。
▲誕生日には、粉砕したクッキー、カプチーノ、ピーナツバターで生地をつくり、”監獄ケーキ”でお祝いします。
▲お菓子の空き箱やポテトチップスの袋が、アクセサリーや小道具に変身します。
▲発行させた果物や砂糖を使用して念入りに作ったお酒です。
”飲んでみたことはないが、見た目も味も最悪だと思う”と、刑務所の保安官は語ります。
▲クラーク郡刑務所の受刑者の8割は、薬物関連で収監中です。
電子タバコのフィルターを取り、その上に鎮痛剤を塗ると、薬物使用時と似たような効果がでるようです。
▲多くの受刑者は収監中に入れ墨をします。ウォークマンのバッテリーとモニター、ゴムバンド、ゼムクリップ、ペンを用意して自作の入れ墨機を作製します。
▲女性収監者は、飲料ミックスの粉末とコンディショナー、水を使って、ヘアカラーします。
▲ローションとナッツを混ぜて、フェイスパックをします。
▲アイシャドウが必要なら、色鉛筆、チョーク、ベビーパウダーを混ぜて作ることができます。
▲タンポンを破った布で、パーマをします。
どれも奇抜なアイデアばかりですね。