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長時間の立ち仕事が健康と生産性に与える悪影響

一日中デスクに座りっぱなしで仕事をすることは健康によくない、とされてきました。そこで、海外では立ったまま働くための机”スタンディングデスク”を導入した企業があります。
果たして、スタンディングデスクで立ったまま仕事をすれば、健康によいのでしょうか。
最近の調査では、長時間立って働けば様々なな不便が生じて、体の反応が鈍くなるという調査結果が出ました。

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一日中座って仕事をするのは、健康に良くないということは広く知られています。
しかし、オーストラリアのティーン大学の最新の研究によれば、このスタンディングデスクの使用はおすすめしないとしています。
スタンディングデスクで2時間パソコン作業を行った被験者は、筋肉の疲れ、寝ているときに悪い夢をみるなどの不調を訴えました。

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問題は身体的な症状だけでなく、精神的な悪影響にもあります。
立ったまま働くことで、不安とストレス指数が増加したのです。
ただし、創造的な問題の解決にはスタンディングデスクで立ったままの方がよい結果が生まれることが判明しました。
この研究は、実験者が20人だけであったため、スタンディングデスクの使用効果を正しく判定する材料としてはデータが不足しています。

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実際にスタンディングデスクの使用経験のある記者によると、むしろ身体的な疲れだけが残り、仕事の生産性には何の効果もなかった、と言います。

もっとも良い方法は、十分に休息をとり、定期的に歩くことです。
1時間ごとに2分づつ歩く人は、そうでない人に比べて早期死亡率が33%も低かったのです。
健康のためには、定期的に歩く習慣を持ちましょう。


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