ボリビア ∙ ラッパーズ,地球で最も高い首都
海抜平均3,640メートルに位置しているボリビアの首都ラファーズ。
"あんなに高いところに人々がどのように暮らしているのか"という疑問を抱いている所だ。
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緑の濃い東はアマゾン密林地帯で,西側の青は太平洋だ。
中間に位置している場所は,アンデス山脈と砂漠だ。
ボリビアの首都ラファズ(下の赤い点)は,アンデス山脈の東側に位置している。
アンデス山脈は,アマゾンから突然登ってきて,アンデスの東の幹をなす。
いわゆる"オリエンタル·アンデス"で,6千メートル級の高峰が並んでいる。
太平洋(テピョンヤン)からそびえるアンデスを"オキシテンタル·アンデス"と呼ぶ。
(下写真: 南米大陸の高原地帯)
アンデスの2つの幹の間に平らな高原があるが,そこにチチカカカ湖とウユニ砂漠がある。
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ラファーズの東側にある高い峰を過ぎると亜熱帯地域に出会えるが,農作業がとても順調なところで莫大な果物が出され,ほとんどすべての農産物が生産される所だ。
数百種類のジャガイモ,数百種類がとうもろこし,にんじん,にぎり,トマト,パプリカ,たまねぎなど非常に多様だ。
ラファズ(LA PAZ)の公式名称はスペイン語で"平和の聖母マリア"(Nuestra Seerora de La Paz)だ。
アイマラ原住民語で"チキヤフ"(Chuqi Yapu:Gold Farm)と呼ぶが,黄金の農場という意味である。
呼吸さえ困難な高地帯のへこんだ骨組みの中で暮らす姿を見れば,ラファズは厳しいところのように見える。
高い所ではあるが,一言で言えば空気がよく,水の良い所だ。
さらに,韓国のように低地帯に住んでいた人が高台にいくと,少なく食べるようになり,体重が10kg以上減るダイエット効果が期待できる。
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深刻な交通難を解決するために,ラファーズは世界で初めてケーブルカーを大衆交通用に設置した。
このケーブルカーで1時間かかっていた通りを10分で行けるようになった。
一度に10人が乗れ,黄色いラインに乗れば,ラッパーズとその周辺のパノラマ景色が楽しめる。
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スキー場のある村が800もあるオーストリアのケーブルカーを取り入れて設置し始めたが,ボリビア国旗の3色機に合わせ,レッドライン,イエローライン,グリーンライン開通をはじめ,現在6つのラインが運営されている。
(下:ラファズ市内にある月の渓谷。月の表現みたいだというので付けられた名前だ。
ラファズ市内は,政府建物のある中心街を除いて,高層ビルとは見当たらない所だ。
下から何百もの階段を利用して上ってくる人々を見れば不思議に思える.
息もつかずにうまく歩いていたからだ。
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