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アラブ首長国連邦(UAE)の街アル・アインに、148匹のネコと暮らす女性がいる。その大部分が、外国人の飼い主がUAEを離れる時に捨てていったという。
女性の名前はアメナ・アルアベビーさん。ネコの数は、2匹の里親となったのをきっかけにしだいに増えていった。野良ネコや怪我をしたネコを見つけた近所の人たちは、アメナさんのところに連れてくる。
アメナさんによると、UAEでの問題は「住民の80%が外国人であり、そのため居住地が不確実になっていることと、治療費の高騰」だという。
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慈善団体や市民社会団体は資金が不足しており、アメナさんが得られる支援も限られている。
多くのボランティアは、動物の保護が家主との関係に影響を与えることを恐れ、メディアの注目を避けている。アメナさん自身も家主との間に問題を抱える。近隣住民らが彼女に引っ越しを求め、警察からネコを手放すよう要請されたが、アメナさんは強く拒否した。
気候変動・環境省はこのほど、路上にペットを遺棄した住民を処罰する法律を可決した。